ポートフォリオ推移グラフを作成

勉強やスポーツ、どんなものに打ち込むにせよ、自分の実力を知っておくことは大事だと考えています。自分の実力がわかれば他人との実力差もわかるからです。より上級者のアドバイスを無視してはもったいないですし、下級者のアドバイスに従って自分の実力を落としてしまっては困りものです。

株式投資における実力は、投資パフォーマンスの良し悪しで決まります。これを否定する人はいないでしょう。投資家が投資する理由なんて、投資パフォーマンスをあげる以外にないからです。

このように、自分の投資パフォーマンスを知ることは大事なのですが、現時点の私はそれができていません。なぜなら…

年初来の資産(株式+現金)を把握していない
いつどこで売買したか把握していない

もっというとあれです。

めんどくさい!!

いやだって無理でしょ。資産を把握するの。売買を記録するだけならともかく、変わり続ける株価は把握できません。現時点の資産はわかっても、1年前の資産を見ようと思ったら、株価を1年分さかのぼって確認しなくてはなりません。

…ということで、前置きが長くなりました。今回はそんなものぐさな私でも投資パフォーマンスを知ることができる

ポートフォリオ推移グラフの作成

やっていきたいと思います。

ポートフォリオ推移グラフのイメージ

ポートフォリオ推移グラフイメージ図

いつどの銘柄を買った(売った)って入力するだけで、ポートフォリオの増減がグラフに出るというイメージです。なんだか便利そうですね?

無料ツールをさがせ!

結論からいうと、ありませんでした。グーグルでこれでもかと調べたのですが、どうしても見つかりません。有料のものならあったのですが、そんなものにお金を使うくらいなら、一株でも多くの株を買いたいところです。

ただここであきらめるのはあまりにもったいない。ないものは作ればよい。ということで、ポートフォリオの推移グラフを自作してみました。

ポートフォリオ推移グラフの自作

作成にあたり参考にさせていただいた記事があるので紹介します。
ミスターマーケットの日本株米国株投資ブログ様の記事からは、Googleスプレッドシートでの作成方法を参考にさせていただきました。米国株にのみ投資されているなら、本記事の通りに問題なく株価を取得できますが、記事執筆時点では日本株には対応していなかったため、そこだけアレンジしています。
また、日本株の株価データ取得先を調べるにあたって、バリュー投資とバリューライフ様の記事を参考にさせていただいています。本当に、ありがとうございました。
ではさっそく作業工程を見ていきましょう。

① 売買記録を付ける

購入リストシート記載例

売買記録用のシートを作成し、日付、銘柄コード、株数を記録しました。関数は使わず、すべて手書きです。株式を売った場合は、株数欄に[-売った株数]を入力します。

② 各銘柄の株価時系列シートを作成する

02_銘柄個別の価格推移シートを作成
[銘柄コード]シート記載例

購入した銘柄毎にシートを作成します。シート名は、銘柄コード名(8145等)にしていますが、これは後述の③にてシート名を参照するのに都合がよかったためです。
1列目には、vLOOKUP用に、日付情報を数値に変換しています。これは、=DATEVALUE(日付データ)を使えば実現できます。
2列目には日付、3列目には株価の情報を取得しています。これらの情報は、株式投資メモ様から取ってきています。たとえば2018年の1301(極洋)の株価をとる場合は、LINKを使用します。Googleスプレッドシートには、IMPORTXMLという便利な関数が用意されており、これを使えば自動的にWebサイトから日付と株価を取得できるようになります。株式投資メモ様のWebサイトに負担がかかるため、関数の詳細は省きますが、HTMLとXPATHの知識があれば作れるので時間のあるかたは是非チャレンジしてみてください。

③ ポートフォリオ推移シートを作成する

ポートフォリオ推移シート

最後に、ポートフォリオの推移がみられるシートを作成します。具体的には、①(株価)と②(購入数)で作ったシートの情報を本シート(ポートフォリオ総額=株価*購入数)に統合します。
日付列にグラフ化したい期間を記入し、以降の列は持っている銘柄名と銘柄コードを記載していきます。画像2列目3行目の関数は以下の通りで、日付列を除く3行目以降のすべてのセルにコピーします。

=SUMIFS(‘購入リスト’!$C:$C,’購入リスト’!$A:$A,”<=”&DATEVALUE($A3),’購入リスト’!$B:$B,”=”&B$2)*IFERROR(VLOOKUP(DATEVALUE($A3),INDIRECT(B$2&”!$A2:$C”),3,false),0)

お疲れさまでした。ここまでくればしめたもので、あとはグラフにするだけです。私は試行錯誤してたのもあり、ここまで3日かかりました。本当に疲れました。

ポートフォリオ推移グラフ完成形

自作したポートフォリオ推移グラフ(2018年10月~2018年11月)

以上の作業を経て、なんとか無料で、ポートフォリオの推移がわかるグラフを作ることができました。ただ、このグラフでは、キャッシュポジションを無視しているため、キャッシュポジションまで含めてグラフ化したい場合はもう一工夫必要です。私は、大体ほとんどの資産を株式化しているためキャッシュポジションをいれなくても問題なしとしています。

この記事は、2018年11月に作成しており、2019年1月のいま見返しているのですが、その後も問題なくポートフォリオ推移グラフは使えています。実用的なうえに金魚の水槽を眺めるみたいな楽しさもあるのでポートフォリオ管理に困っている方がいれば是非作成にチャレンジしてみてください!

投稿者: グレアム投資ガチ勢

バリュー・長期投資家。 長期投資があまりにも暇なためブログを開設。 Follow @gold_man_blonze

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