銘柄物色中 – ヨータイ(5357)

物色中の銘柄について備忘を兼ねて記載します。購入する/した銘柄だけではなく購入対象から省いた銘柄についても書くつもりなので、良い(と思った)銘柄ばかりではありません。

また、ここに記載する情報は、2019/9時点で私が入手したものであり、時間とともに誤りが含まれたり、入手段階で誤っていたりすることもありますのでご承知おきください。

銘柄紹介

ヨータイ(5357)は、鉄鋼業向けの耐火物メーカーです。耐火物というと堅苦しいですが要するにレンガ等のことで、ヨータイは東京駅等の著名建築物にも採用されるレンガを作っているようです。

ヨータイWebサイトより(LINK)

ヨータイは耐火物事業の他にエンジニアリング事業がありますが、耐火物事業で売上の86%を占めており、かつ今後もその傾向が続くと思われることから、ここでは耐火物事業のみ見ていきます。

この銘柄に注目したきっかけは、サブプライムローンの崩壊を当てて大儲けしたバーリ率いるサイオン・アセット・マネジメントが投資しているのを知ったことです。(参考記事)バーリは、アニュアルレポートや目論見書を隅々まで読むことで知られ(アスペルガー症候群だそうです)、サブプライムローンの崩壊もそういった努力があって予見しています。そんな彼が投資している銘柄なので何らかの確証があって投資されているのだと思います。早速見ていきましょう。

定量分析

純資産は6.7%/年伸びており、特に直近2年では10%以上の伸び率を記録しています。また、安全域は70%ほどで十分投資対象足りうると考えます。

PER/PBRは4.7(四季報予想)/0.49であり、グレアムのミックス係数2と、現時点では非常に割安といえそうですね。

売上高営業利益率について

売上高営業利益率が10%を超えており、バリュー株らしからぬ高利益率ですね。売上高も増加傾向にあるところは好印象です。また、過去10年で売上高営業利益率が伸びており、特に直近2年が突出して高いです。(下図)

なぜ売上高営業利益率が伸びているかというと、売上原価の低下(≒販管費は直近10年で変わっていなかった)が原因と考えます。売上原価の大半は外注費であり、外注費のみ増加しています。(売上原価と外注費の相関係数は0.74)
外注費増は、単価増ないし外注労働者増で実現しますが、売上も伸びていることから外注労働者が増えてるのではと考えています。

従業員数について

従業員数は減少傾向にあります。10年前の従業員数780人に対し現在は530人と約68%ほどです。それにもかかわらず売上が伸びているのは外注費増が関係していそうですね。

会社としての強み

私はこのセクターには不案内なので、働いている人の声を見るにとどめますが、特に強みがなく需要も減少傾向にあるようです。(そうだとすると売上高が増加傾向にある理由がわかりませんが。。。)

転職会議より(LINK)

まとめ

確かにバーリ元医師が投資対象に選ぶほどの収益バリュー株であるのですが、将来的な売上高の伸びに自信が持てないことと高収益化の実態が外注費増にあり、独自の強みを持っているとは思えないことから、現時点では私の投資対象からは外れます。ただ、一流投資家であるバーリ元医師の投資結果は気になるので、銘柄自体は今後も観察していきたいと思います。

投稿者: グレアム投資ガチ勢

バリュー・長期投資家。 長期投資があまりにも暇なためブログを開設。 Follow @gold_man_blonze

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